みなさんお疲れ様です!人生で初めて高級革靴を購入しました。
なんと2025年4月時点での定価¥269,500のローファー、ジョンロブのロペスです。
公式サイト
※楽天を探してみたところ20万円以下で出品されているショップ様を見つけました。
主題からずれてしまうので、末尾にまとめておきます。
ブランド解説は他に譲りつつ、この記事では高級ローファーを買った経緯と、
購入までの流れや対策したことをご紹介したいと思います。
「ローファーを買ったのにサイズが合わなかった」
「高級靴を買うのが初めてで不安」
「購入までにできる対策を知りたい」
こんな悩みがある方はぜひ読んでみてください。
前提
- ハイブランドへのこだわり:特になし
普段ユニクロGU無印で服を購入していてファッションブランドには疎いです。
絶対ジョンロブ!といったこだわりはありませんでした。
- ローファー知識:ほとんどなし
調査する機会や履きたい欲もなかったのでイチから調査。
ただしローファ好きな友人がいるため、
ジョンロブやウエストン、コスパのいいバーウィックなど
ブランド名だけ多少耳にしていました。
- 利用シーン:プライベートの外出・オフィスカジュアル
ファッション関連の仕事をしているわけでもないため、ビジネスシーンでの利用はなしです。
営業職のような対顧客では失礼とされますが、
オフィスカジュアルとしては許されるので自己満では履く想定。
あとはプライベートでのお出かけで履くくらいです。
- 当初予算感:4〜5万円
根底として、不必要と判断したものにお金はかけたくないマインドです。
一方で、「革靴には投資価値がある」というのも知識としては持っています。
(MBさんの動画で最低限のオシャレを身につけた人)
自称倹約家なので、10万円以上は候補にも入れていませんでした。
- 普段履いている靴:3万以下
カジュアル用はGUの革靴がメインで5千円以下。
フォーマル用にスコッチグレイン(ストレートチップ)やリーガル(プレーントゥ)など。
5万円以上の革靴はゼロです。十分だと考えていたので。
ただローファーだけは少し高くても仕方ないかなーというイメージでした。
経緯
「人生で一度くらい足に合うローファー履いてみたい!」
と唐突に思い立ち、購入まで至りました。
ローファー自体は一度だけGUのを購入したことがあるのですが、
適当にサイズ選びをしたせいで全くフィットせず、
2回ほど履いて靴箱で眠っています…おそらく2度と履きません。
ローファーはほとんど甲だけで履くためフィッティングが命です。
必ず試着して、足に合うか確認しなければなりません。
しかし私の足型は平均よりも甲低幅狭(左Dウィズ、右Eウィズ)でした。
(店員さん曰く、日本人の多くの方は甲高幅広らしいです)
この点が結構致命的で、
色々迷った結果、最終的にジョンロブに落ち着きました。
「え?予算を大幅オーバーしたロペスを購入するの?節約意識どこいった?」
と思った方もいらっしゃるかと思います。当然ですよね。
この理由は後述します。
購入までのロードマップ
今回以下の流れで購入に至りました。準備なしで買うのはやめましょう!
- 気になる製品を複数決める
- 足のサイズを計測する
- 実店舗でフィッティング計画
- フィッティング
- 一度帰宅して整理
- 市場調査
- 購入
では、それぞれで私の体験談と注意点をお伝えしていきます。
気になる製品を複数決める
ネット記事やYoutubeを利用して、まずはローファーを調査してみましょう。
紹介動画を色々な方がアップロードしてくれています。
私が調べた程度でざっくり違いをまとめると…
違い① 甲部分のデザイン
- コインローファー(ペニーローファー)
特徴:甲部分にスリットが入ったストラップがあり、小銭を挟めるデザイン
印象:シンプルで汎用性が高く、カジュアルからビジネスまで幅広く対応 - タッセルローファー
特徴:甲部分に房飾り(タッセル)が付いているデザイン
印象:上品でクラシックな雰囲気を演出 - ビットローファー
特徴:甲部分に金属製の装飾(ホースビット)が施されているデザイン
印象:エレガントでドレッシーな印象を与える。
違い②つま先部分の縫製
- モカシン縫い
特徴:U字型の縫い目がつま先部分に施されている。
印象:カジュアルな雰囲気を持ちつつ、デザインによってはビジネスシーンにも適応 - センターシーム
特徴:つま先中央に縦の縫い目が入ったデザイン
印象:独特でモダンな印象を与える
上記デザインの違いを留意して、自分の好みの形を決めましょう。
私の場合は「コインローファー」で「つま先の縫製はフィーリングでOK」程度に整理しました。
その上で、価格帯別に候補を用意すると良いです。
ざっくり値段帯別に3つほど候補を決めるのがオススメです。
- 低価格帯(3万円以下)
実物を見たり、フィッテングが良ければ即決できる高コスパ枠
予算よりもお得に買えた満足感を得られるライン
- 中価格帯(3万円〜6万円)
予算通りに購入できて満足できる枠
”見た目で違いが出る”ので十分に満足できるライン
- 高価格帯(6万円以上)
念の為試し履きしておくか…という夢枠
金額度外視で革質や履き心地、デザインを追求したい人向けのライン
私の場合はYoutube動画でめぼしい商品をスクショしておいて、
「まずは中価格帯のバーウィックを大本命として試す。
記念にウェストンやジョンロブを試し履きしてみる。
金額含め満足できなければ
百貨店でスクショした商品を探したり、
無印GUスーツカンパニーで探して、
足に合わなければローファー自体を諦める。」
といった方針で決定しました。
足のサイズを計測する
昨今、店舗で足型を3D計測できるんです!
今まで感覚的に靴を履いていた方も、数値で把握できるので安心です。
東京都内では以下で測定するのがオススメです。
■アシックス店舗
予約不要。その場で計測でき、足にあった靴を試し履きさせてくれます。
お手軽で計測できますし、アシックスの製品はとんでもなく歩きやすいので、
機能性重視の人は計測したデータを今後も利用できてオススメです。
計測結果は紙で手渡しされます。
スマホで撮影しておくのがオススメです。紛失するか必要な時に忘れるので…
「asics warking 3D足形計測」のページはこちら
■伊勢丹メンズ館
会員登録と予約が必要です。手間はあるものの、計測データが登録されるため
オンラインストア上で気になる靴が足型に適しているか確認できる点がいいですね。
三越伊勢丹の「YourFit365」のページはこちら
実店舗でのフィッティング前に計測しましょう。もちろん同日でもOKです。
実店舗でフィッティング計画
めぼしい商品を決め足型計測が必要なことがわかった上で、フィッティングを計画します。
お住まい近辺の店舗状況や、試し履きしたい製品によってルートは変わりますが…
あまり移動したくない方は主要都市の百貨店で済ますといいかなと思います。
さて、商品選択の段階で決めた私の方針としては、
中価格帯のバーウィックを大本命として試し、
記念にウェストンやジョンロブを試し履きして他調査です。
今回私は平日に休みがあったので、
銀座のアシックスウォーキングで足型計測→丸の内仲通りへ移動して直営店試着を計画しました。
(青山シャンウェイ銀座店でランチしたかったのもあり。別記事書きます)
あとは革靴直営店が未経験だったので経験したかったのも理由です。
ウェストンやジョンロブレベルの直営店ってビビって入れないんですよね…
ただ今回は必ず試し履きするので勇気が出るかなと思い決行。
丸の内の仲通りにはバーウィック・ウェストン・ジョンロブ全ての直営店があって最適です。
フィッティング
では計画に沿ってフィッティングに赴きましょう!
…の前に、大事なポイントがあります。
それは、ローファーを履く際の服装で店舗へ行くことです。
自分の好みとしてローファーを履く服装ってある程度イメージがありませんか?
- 素足(フットカバー)で履きたい
- 素敵な靴下に合わせたい
- ジーパンに合わせたい
- スラックスに合わせたい …etc
フィッティングはもちろん重要ですが、自分の服に合うかも大きなポイント。
1番着たいコーデで似合うかどうか、鏡で確認できるようにしましょう。
また個人的にはフットカバーを持参することがオススメです。
私が素足風で履きたい派というのもありますが、
当日裸足で試着NGかもしれないですし、
手持ちの中できるだけ薄いフットカバーを持っていきました。
長期的にみれば、本革は伸びます。
数年愛用するなら何れフィット感が変わって靴下で調整することになりそう。
その辺りも加味して、フットカバーがちょうどいいです。
では準備も済んで、実際のフィッティングです。
フィッティング時の注意点は以下の通りです。
- 写真を撮る
上から見たアングル、鏡に映った自分を撮影しましょう。
履いた時の印象は必ず忘れます!後から振り返れるようにしましょう。
私は撮影し忘れて後悔しました…
NGとする店員さんはいませんので、遠慮なく撮影しましょう。
- 試し履きした品番・サイズ・感想を全てメモする
どのサイズが自分にピッタリだったか記録します。
この際、前後のサイズを試着した場合の感想もメモしてください。
他のメーカーの革靴を履いた時の参考になりますし、
適正サイズの理由がストーリーとして記憶に残りやすく、
自分で後から納得でき不安感を解消できます。
ここからは私の体験談です。
まずアシックスウォーキングで足型測定をしたところ、「甲低幅狭」であることがわかりました。
日本人の多くは甲高幅広であることが多く、リーガルは日本人の足にあうメーカーとよく言われます。
※近年は若年層幅が狭くなっていると調査結果が出ているようです。
(参考:JLIA 2021年 大人の足サイズ計測)
しかしメーカーの木型が変化してないなら、フィットする靴が少ないことになります。
■バーウィックにて
そして大本命だったバーウィックにて問題が起こりました。
店員さんにお願いして手作業でフィッティングしてもらったところ、
「細いですね!うちの足型だと合わないかもしれないです」
と言われました。
不安に駆られつつも、まぁ大丈夫でしょーと気を抜いていましたが、
さすが直営店の店員さん、実際に履いてみると全くフィットしません。
足長に合わせると幅が足りず万力状態、足幅に合わせると踵カパカパ状態。
他のサイズがないか聞いたものの「木型が少ないので、他のサイズはないんです」とのこと。
さらに加えて、
「お客様の足型でローファーを履きたい場合はウェストンに行ってみてください」
と言われました。非常に優しい店員さんで教えてくれたのですが、
ウエストンでは足長足幅それぞれで非常に細かいサイズ展開があるようです。
そういった点もあって高額なんですね、全く知りませんでした。
この時点までは、あくまで記念として試し履きする程度の認識でしたが、
10万超えを買うしかないのか…?という感情が芽生えてきます。
行くしかないかーということで、ウェストン直営店へ。
(最適なルートはこのままジョンロブですが、最後にしたかったので。)
■J.M. WESTON – ジェイエムウエストンにて
入店してすぐに店員さんから案内。こちらでも測定器による手作業でチェック。
いくつかのサイズを持ってきてくれるとのことで待ってました。
試したのは「#180 シグニチャーローファー 」 のブラック。
お値段¥156,200です。(2025年4月時点)
お値段にもビックリですが、
さらに驚きなのがドリンクをもらえるということ。
「どちらがよろしいですか?」と
ペリエ・ミネラルウォーター・ジュースから選ぶよう案内されます。
ヒェー!これが高級店か!こういう特別感を演出しちゃうんすね!
返報性の原理を植え付けつつ、自尊心を高めてきている!
怖い!流れで購入してしまう!
怯えつつ試し履きした#180。
バーウィックの店員さんの言う通り細かな足型があり、B〜Eウィズとウィズ展開が超豊富!
足長 × 足幅 × 色 × ソール の組み合わせで数千通りのバリエーションが存在する、とのことでした。
先ほど試着した際には感じられなかったフィット感、スマートなビジュアルに感動しました。
ただこの時の私は「いや高すぎるし買わないでしょ、記念記念」
と写真だけ撮って早々に立ち去りました。15万ですよ15万。
(長居したら流れで購入してしまいそうで怖かったのもあります)
■John Lobb / ジョンロブ にて
立ち去った足でジョンロブへ。
こちらも洗練された店内とホスピタリティの高い店員さんによる接客です。
測定器による手作業チェックが終わると、
同じようにドリンクサービスがありました。怖い…
試着したのはLOPEZのブラックです。定価¥269,500(2025年4月時点)
いやいやいやいや、安めの中古自動車やゲーミングPCも買える値段ですよ。
靴にはかけられないでしょ…と思いつつ試着。
良すぎるでしょ!なんですかこれ、
足型がマッチしているのか、ウェストンよりもフィット感あり。
さらに革が光ってません?調光のせい?価格によるバイアス?わからんが凄い。
ただ注意点として、ロペスはEウィズが基本となります。
幅が合わない場合はオーダーが必要となり、より高価になります。
ここはウェストンと差別化されています。
私の場合Eウィズな足型だったため、たまたま相性が良かったです。
(この時点で軽く運命感じてしまい、まんまと乗せられる)
あとはデザイン面として以下の点が特に好みでした。
ストラップ:スリットが長穴形状でかわいい
→目立つ装飾なので、気に入ったデザインにするといいですね。
個人的には長すぎたり変な形しているよりはシンプルが好き。
トゥ:センターシーム(縫い目)がない
→縫い目がなくよりドレッシーに見える。
ウェストンは縫い目ありのタイプで、直後のためか、より魅力的にみえた。
とまぁ、まんまと感動したわけでして、
他にもミュージアムカーフという色むらのあるブラウンレザーも履きました。
これもかっこいいんですよね…黒狙いで訪れたのに、その場で購入しそうになりました。
なんとか耐えて退店。
ちなみに公式のシューツリーは2万円ほどするようです。合計約30万円…
■その他革靴
意識はジョンロブに持ってかれつつそのまま商業施設の革靴店へ。
様々なメーカーのローファーも履きましたがしっくり来ず… ということで疲れて帰宅です。
一度帰宅して整理
その場で即決せずお家に帰れたので自分の自制心褒めてあげたいところです。
さてここからは落ち着いて振り返ります。簡単に自分なりの基準を設定して判断します。
私の場合は以下のような基準で採点しました。
・フィット感
・デザイン
・金額
・着回しやすさ
最終的にはフィーリングにはなりますが、予算の問題がかなり大きいです。
焦らずじっくり妥協ラインを決めましょう。
さて私の場合ですが、完全にジョンロブに魅入られました。
妥協するくらいなら買わなくていいでしょ!革靴は投資だから!
一生履けるから!などと、自分を正当化する理由づけで頭がいっぱいです。
一方で理性的な面も残り、やはり約30万は購入できない、となるわけです。
そこで大いに役に立つのがハイブランドを割安で買えるサイトやフリマサイトです。
ここからはロペスを如何に安く買えるか?という視点でお話しします。
市場調査
どうにか安く買う方法はないのか?と調べたところ、
最近はハイブランドの新品や新作を3〜4割引で購入できるサイトがあるようです。
■グレーマーケット通販
どうやらグレーマーケット通販と呼称されるとのこと。
詳細は以下の動画を確認してみてください。
どういうカラクリで安くできているのか、MBさんが非常にわかりやすく説明してくれています。
こちら英語のサイトだったり、そもそも在庫がないことが多いです。
価格も21万円だったりと予算的には購入できるラインではありません。
(それでも3割近く値引きされているので凄いことです)
※こちらはご自身の考えに則ってご利用ください。
決して推奨しているわけではなく、あくまで一手段としての紹介です。
私の場合、新品は諦めて中古に舵を切りました。
正直10万超えるなら諦めればいいやという思考です。
■フリマサイト
メルカリやラクマ、ヤフオクを代表とした個人のフリマサイトです。
(以降わかりやすく、メルカリと表現します)
こちらが個人的には最もおすすめな購入方法です。
なぜかと言えば、「個人が”諦め出品”するから」です。
この記事を見ている方にもいらっしゃるかもしれませんが、
「サイズが合わない靴をオンラインで買ってしまった」
「試着して買ったものの痛すぎて履けない」
このような”諦めやすい理由”が多いのがローファーの特徴です。
- 理由①:サイズミス・フィッティングの失敗
履いてみたら痛かった、キツかった、脱げやすかったなど。
特にLopezはEウィズ固定で、足に合わないが買ってしまったケースも多いでしょう。
- 理由②:履き慣らしに失敗
「靴ズレがひどくて、挫折した」
「10回は履いて慣らせ、と言われたが無理だった」など
特にウエストン#180と同じで、「履き始めが地獄」タイプの靴は出品されやすいです。
上記二つが主な要因かと思いますが、個人出品ゆえの特徴もあります。
- 理由③: 海外で購入していて、購入価格がそもそも安い
欧州で免税価格やアウトレットで買った結果、日本定価より大幅に安く購入している方もいます。
元々が安いので、「定価の半額で売れればラッキー」くらいの心理になることもあるかと。
- 理由④:服の趣味・年齢・ライフスタイルの変化
靴は一番最後まで残すものの、ご自身の変化で「もう履かない」となることも多いです。
- 理由⑤: 現金化したい事情
クレカ請求前、引っ越し、出張直前など「とにかく早く売りたい」時は値段が崩れる可能性もあります。
これらの理由のように、出品者側からすれば、
何度か履いてしまった高級革靴を1番お手軽に販売できるのがメルカリです。
状態や出品者の価格設定次第ではあるものの、半額に近い商品を確認できました
最後にですが、「革靴は今が1番安い」と言われるほど毎年のように値上げしています。
ジョンロブロペスも2013年時点では定価¥162,750だったという記事もありました。
なんと約65.6%の値上げです。早いほうがいいのは確かです。
購入
メルカリで買うことを決め、ここからは監視の日々です。
保存した検索条件の新着通知機能がありますので設定します。
普段は通知を切っている私ですが、全てONにして待つのみです。
結果的に、私はメルカリで購入できました。なんと10万円以下で購入できました。
しかもラバーソール加工・トゥスチール加工込み
さらに純正のシューツリーまで付属していただけました。
非常に親切な出品者様とタイミングがあっただけで、
正直運ではあるのですが、お得に買えて大満足です。
■購入までに注意したこと
あとは運です!頑張ってください!はここまで読んでくれた方に失礼なので、
購入までに注意したことを共有します。
まず気になる商品が出品されたら、状態を確認しましょう。
- アッパーの皺や傷の有無
- 普段の靴のサイズ(できれば足長・足幅の測定数値)
- ソールの減り
- インソールの状態
- 付属品(シューツリーや化粧袋、靴箱)
- 喫煙有無(匂いが染み付いている可能性アリ)
ソールやインソールは修理ができるので、妥協しやすいと思います。
ラバーソールを張り替えるだけ、ヒールカップを張り替えるだけ、なら
数千円で修理できるので、修理費用を見込んで購入するのもアリです。
アッパーは修理が難しい箇所なので、自分が妥協できる範囲で選びましょう。
個人的には、カッコよく皺が入っているなら買ってもいいかなと思います。
もし足長・足幅の数値が大差ないならフィット感にもそこまで影響はないと思いますし、
むしろ修行を肩代わりしてくれた上に素敵な履き皺までつけてくれたと感謝してもいいかと。
また、説明や画像から判断できないことは必ずコメントで確認しましょう!
と言いたいところなのですが…
コメントでやり取りしていると購入を逃す場合があります。
なぜなら、最終的に購入した人が正義の世界だからです。
私は以前コメントで商品の状態を質問していて、
出品者様が返信をくれた2分後に購入されていたことがありました。
タッチの差で反応が遅れた私は結局購入できず…
そのためいいね数が多い商品では注意が必要です。
購入を考えている人は無言で監視し、心理戦を繰り広げています。
値下げは可能か、状態はいいかなど様子を見ていると
いきなり購入されてしまう可能性があります。
特に値下げ交渉時は「誰かに買われてしまうくらいなら今の値段で自分が買う!」
と思い切りの良さを発揮して購入される可能性が非常に高いです。
逆の立場なら皆さんも同じ気持ちになるかと思います。
できる対策としては、出品者様の評価や他の商品情報を確認しましょう。
評価のコメントや、出品情報・商品でのコメントのやり取りから、
出品者様の誠実性を判断します。
この時点で自分が違和感を覚えたら排除したほうがいいです。
絶対どこかでトラブルになります。
出品者様に低評価がついている場合もあるでしょう。
かなりの量で低評価があれば排除したほうがいいですが、
2,3件の場合は低評価とした人のプロフィール情報まで深堀ると良いです。
あらゆる人が簡単に利用できるサービスなので、相手側に問題がある可能性も高いんですよね。
これは事故みたいなものなので、例外ケースとして気にしないでいいと思います。
出品者様が問題なさそうと判断できたらあとは決めるだけです。
先ほど述べたように誰かに購入されてしまう可能性があるため、
写真や商品説明の内容を信じて購入する、思い切りの良さも必要です。
以上が私なりの対策です。
ひとまず皆さんも是非メルカリで商品を探してみてください。
検索条件の通知だけでも設定しておくと良いかと思います。
まとめ
全体のポイントをまとめます。
- 気になる製品を複数決める
→気になるデザインを定め価格帯別に候補を用意する。 - 足のサイズを計測する
→自身の足型を数値で理解する。(フリマサイトで参考値として利用) - 実店舗でフィッティング計画
→当日の流れや試し履きするブランドを決定する。 - フィッティング
→ローファーを履く際の服装で。フットカバーを持参。
写真や感想メモなど記録をとる。その場で購入しない。 - 一度帰宅して整理
→ある程度の判断基準を決めて採点。欲しい商品を決定する。 - 市場調査
→フリマサイトやグレーマーケット、他の手段はないか等調査する。 - 購入
→納得できる価格で購入する。メルカリの場合出品者様を信じることも大事。
あらためて、なぜジョンロブを選んだのか?
今振り返ってみると、「見た目」「履き心地」「気持ちの高揚感」。
どれをとっても、他のローファーより少しずつ上回っていました。
倹約家の自分でも購入に踏み切れたのは、
それだけ惹かれる魅力があったから。そして、出品者さんとの巡り合わせも大きな決め手でした。
メルカリで安く買えたとはいえ、当初の予算はオーバー。
それでも、頻繁に履く靴が“気分を上げてくれる”のは間違いなく、
自分にとってはそれだけの価値がありました。
カッコつけて言えば、
「履いたときに、自分の足と心にいちばんしっくりきた靴を選んだ」
──ということになるのかもしれません。
さいごに
今回いちばん驚いたというか、学びになったのは「ブランドの特別感の提供」でした。
おしゃれな店内、ホスピタリティの高い店員さん、美しい製品、そしてドリンクの提供。
ただモノを売るのではなく、顧客の自尊心を高めるような体験を丁寧に設計していることに感心しました。
まぁ見事に乗せられてしまいましたね…笑。
倹約家の私には、あまり近づくべき世界ではないと改めて実感した次第です。
今回ジョンロブを購入するにあたり、色々とWebで調べましたが、
「購入に至るまでの過程」を丁寧に紹介した記事が意外と見つからなかったんですよね。
それもあって、自分なりに記録として残してみたいと思い、この記事を書くに至りました。
たまたま出品者さんとのご縁があり、幸運にも購入に至った感は否めません。
とはいえ、ジョンロブのように10万円を超えるものでなくても、
“自分にとって高いと感じる革靴”を、人生で一度は買う日が来ると思います。
そんなときに、この記事が少しでも誰かの助けになれば嬉しいです。
特にローファーはサイズ選びが本当にシビアなので……!
皆さんが気持ちよく革靴を楽しめることを、心から祈っています。
以上です。

番外編1:買った後にサイズ調整で役立ったもの
実際にジョンロブを履き始めて、「あ、これ便利だな」と思ったのが タンパッド でした。
ローファーはどうしても甲が浮いたり、
踵が浮きやすかったりと、フィッティングの微調整が難しい靴です。
そんなときにタンパッドを使うと、フィット感がグッと改善されます。
特に私のように 中古靴を購入した場合 は、革が若干伸びていたり、
前使用者様の足形が残っていたりするので、この調整アイテムが地味に大活躍します。
実際に使ったのはこちらです。
👉 おすすめのタンパッドはこちら(楽天リンク)
他にも、ハーフインソールや踵パッドなどの選択肢もありますが、
- ハーフインソールは足幅をさらに圧迫してしまう
- 踵パッドは踵が浮きがちになるので、あまり効果が出にくい
といった点から、個人的にはタンパッドがバランス的に一番おすすめです。
とはいえ、基本的には「革は履いていれば伸びる」という前提もあるので、
まずは何もつけずにしばらく“修行”してみて、
それでも厳しいときに補助的に使うのが良いと思います。
ちなみに私の場合…
1度つけてから外しました。
フィット感が信じられないほど改善されたのはいいですが、
伸びて素足風で履けなくなってしまうのではないかと不安になりまして…
今は外して保管しています。
慎重に剥がして別記事で購入した、
スマホフィルムの保護シートに貼り付けて保管しています。
再度剥がしやすいのでタイミングが良かったなと。
とはいえ革靴に慣れていない方ほど助けられる場面があるので、ぜひ参考までに!
また、こちらも参考程度ですが、
利用しているケア用品もリンクを貼っておきます。
気が向いた時にでも覗いてみてください。
👉 シュークリーム(保湿・ツヤ出し)・ブラシセット
👉 ステインクリーナー(汚れ落とし)
番外編2:楽天市場で見つけた20万円以下の商品たち
冒頭で記載した楽天市場を調べた際の商品群です。
もしかしたら在庫がなくなっているかもしれませんが、
お買い物マラソンを利用すればかなりお得に新品を購入できるので、
良い手かなとは思います。
👉 FootTime様:UK6.5(約25.5cm)の在庫あり

👉 クラウドモーダ様:UK6.5(約25.5cm)の在庫あり

👉 AXES様:UK7.5(約26cm)〜UK9(約27.5cm)まで在庫あり

👉 ChelseaGardensUK様:UK8(約26.5cm)のみですが147,000円と安い

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